乳児期は子供の睡眠で
メンタルを左右される方も多いのではないでしょうか。
私はメンタルを左右されたひとりで
息子が寝ぐずりしていると申し訳ない気持ちになり
1人でスヤスヤ寝ている子をみては羨ましい気持ちになっていました。
家庭環境、お子様の性格に合わせて
無理のない範囲で取り組んでいただき
「睡眠の悩み」を改善するきっかけになると嬉しいです。
おむつを替えて、ミルクをあげたのに赤ちゃんが寝ない理由3つ
おむつも替えて、ミルクもあげ、ゲップもして
赤ちゃんの不快要素を取り除いたのに
なかなか寝ない…
寝ても数分で起きる場合
次の3つの理由が考えられます。
入眠方法への依存
いつも同じ人が寝かしつけをする、特定の抱っこや授乳でしか寝ないなど
特定の人物や行動に依存して眠りにつく習慣がついている場合
それがないと寝付けないことがあります。
昼夜の区別がついていない
昼夜のリズムが逆転し、夜に活動的になっている場合、夜に寝付けません。
また、起床・就寝時間がバラバラになり
生活リズムが乱れ赤ちゃんの睡眠に影響が出ることがあります。
外部からの刺激
外部からの刺激は大きく分けて3つあります。
光 |外灯の光等で部屋が明るいと、体内時計が昼だと認識し、眠りにつきにくくなります。
音 |外の音や室内の音が気になる場合、寝付けません。
温度| 部屋の温度が暑すぎたり寒すぎたりすると、快適な睡眠が妨げられます。
我が家の場合
抱っこでのねんねが定着していたので
寝かしつけが終わっても数分後には呼び出しの繰り返しでした…
また、里帰りをしていたので
生活環境が変わったことも寝なくなった原因の一つだったのかもしれません。
快適な睡眠のためにできる対策
それでは、ひとつづつ詳細を記載していきます。
入眠方法への依存に対する対策
入眠方法の変更
毎晩行っている入眠方法を、少しずつ減らしていくようにしましょう。
例えば、毎回抱っこして寝かしつけている場合は
抱っこする時間を短くしたり・添い寝をやめてみるなど
少しずつ変化させていきます。
また、おしゃぶりやお気に入りのタオル・ぬいぐるみなど
赤ちゃんが安心して寝れるアイテムもセットで寝かしつけをしてみましょう。
とはいえ
入眠方法の変更は根気のいる取り組みです。
まずは、精神的負担の少ない対策に取り組み
最終手段として、入眠方法の変更に取り組むことを強くおススメします!
寝る前の習慣をつける
寝る前の習慣をつけることで
気持ちの面でも寝る準備をすることができます。
- 絵本を読む
- 音楽を流す(音楽が流れる=睡眠時間)
- 布団の上で一緒にゴロゴロタイム
- おもちゃのお片付けをする など
親もリラックス
親が焦ったり、イライラしたりすると、赤ちゃんも不安を感じてしまいます。
リラックスして、落ち着いた態度で接することも大切です。
昼夜の区別がついていないに対する対策
昼夜のメリハリをつける
昼間は明るく過ごさせ、夜はお部屋を暗くして静かに過ごしましょう。
午前中はお散歩に出かけたり
公園で遊んだりたくさん活動をするのもいいです。
まだお散歩や公園に遊びにいけない月齢の子は
ベランダで外気浴をするだけでもいいでしょう。
生活リズムをつける
起床時間、就寝時間、食事時間
毎日バラバラの時間だと赤ちゃんも混乱してしまいます。
きっちりと毎日同じ時間に同じことをすることは
難しいですが
起床時間、就寝時間を決めて
その時間を目指して行動・生活リズムをつけることで
スムーズに入眠できることもあります。
活動時間を意識する
活動時間とは子供が機嫌よく活動できる時間のことです。
子供の活動時間は、年齢によって大きく異なります。
成長とともに活動範囲が広がり、興味の対象も変化していきます。
※個人差が大きいので、子供の様子を見ながら調整しましょう※
月齢 | 活動時間(目安) |
0~1ヶ月 | 40分 |
1~2ヶ月 | 40分~1時間 |
2~3ヶ月 | 1時間~1時間20分 |
4~5ヶ月 | 1時間20分~1時間半 |
6~8ヶ月 | 2時間~2時間半 |
9ヶ月 | 2時間半~3時間 |
10ヶ月~1歳2ヶ月 | 3時間半~4時間 |
1歳3ヶ月~1歳半 | 4時間~6時間 |
1歳半~3歳 | 6時間 |
4歳~5歳 | 5時間~12時間 |
活動しすぎると興奮状態になり、寝付きが悪くなることがあります。
活動時間を目安に朝寝・昼寝・夕寝・就寝を調整すると
子供にとっても睡眠のリズムを整えやすくなります。
例えば、我が家の1歳2カ月の次男の活動時間は
3時間半~4時間になります。
我が家は起床してから3時間半頃に
寝かしつけをスタートするようにしています。
外部からの刺激に対する対策
光 |睡眠環境を整える
部屋を暗くし、静かな環境を作りましょう。
理想はカーテンを閉めた際に
日中でも目の前が見えなくなるほどの暗さです。
我が家が実際に使用したアイテムを掲載しているので
気になる方はチェックしてみてください。
音 |音に気を付ける
外の音や家電の音などが気になる場合は
ホワイトノイズマシンを活用しましょう。
ホワイトノイズは携帯のアプリでもあります!
また、リビングの音が気になる場合は
寝室の場所を変えてしまうのも一つです。
温度|温度と湿度を調整する
大人に比べて体温調節がまだ未熟です。
そのため、暑すぎたり寒すぎたりすると
体調を崩したり、睡眠の質が低下したりする可能性があります。
室温は20~22℃、湿度は50~60%が理想です。
まとめ|快適な睡眠のための対策
ご機嫌でいてくれる時は
本当に癒され、家庭の天使ですが
寝ない(特に寝ぐずり)と大人のメンタルと体力が削られますよね…
まずはすぐにできる対策から取り組み
それでも改善されない場合は
「ネントレ」を進めていくのも1つの選択肢かと思います。
ちなみに、我が家は最終手段の
入眠方法変更まで行いました…
当時は「寝ない」ことに対して敏感になり、
私も主人もかなり疲弊しており
入眠方法の変更(ネントレ)を行いました。
私たち親が笑顔で過ごせることがいちばんです。
睡眠は個人差があるので(寝ない子は寝ない)
各家庭、無理のない範囲で(あまり思い詰めず)対策をすることが大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
keke